【ヨコモカップツーリングカーレースin埼玉】2006年7月30日レポート
【ヨコモカップツーリングカーレースin埼玉】 2006年7月30日(日)
7月30日(日)埼玉県三郷市の日本橋模型NRCスーパースピードウェイにて「ヨコモカップツーリングカーレースin埼玉」を開催いたしました。事前の告知が遅れたために残念ながら参加人数は少なめでしたが、延べ27名のエントリーを集め、熱いバトルが繰り広げられました。チームヨコモからは先日の世界選手権が行われたイタリアから帰国したばかりの広坂正美、さらにツーリングカー・スポーツクラス全日本チャンピオンの松倉直人も参加し、皆様とレースを楽しむとともに雰囲気を大いに盛り上げました。
レースはそれぞれ3分間のベストラップ方式の予選を3ラウンド行い、グリッドスタートの8分間決勝レースで順位を決定いたしました。まずF1クラスの決勝ではTQの中田選手と予選2位海老沢選手、3位の通縁選手が激しいトップ争いを繰り広げます。レース中盤まで続いたこのバトルはとてもクリーンな争いで、ギャラリーからも大きな声援が贈られましたが、終盤にトップに立った通縁選手が安定した走りで後続を引き離しトップゴール、以下中田選手、海老沢選手と続きました。
比較的穏やかなスピードでコントロールしやすく入門者にも好評の540クラスは、きれいなスタートで決勝レースが始まります。上位3名は連なるようにコーナーをクリアしていきますが、周回遅れが見え始めた頃から若干不安定な走行、佐々木選手はクラッシュに巻き込まれてフェンスにつかまり、市川選手と椎名選手に先行を許します。しかしトップに立った市川選手も同じく周回遅れに巻き込まれてしまい、それをうまくクリアした椎名選手がしなやかな走りでトップを快走、リードを保ったままトップゴールいたしました。2位には残念ながら追い上げ切れなかった市川選手、3位にもやはりクラッシュから立ち直った佐々木選手が入りました。
そしていよいよチームヨコモも参加したツーリング23ターンクラス、TQには予選1ラウンドの1周目からいきなりコースレコードタイムをたたき出した広坂選手、そして2位には100分の3秒及ばなかった松倉選手です。決勝スタート直後もこの2人が抜け出してしまうのかと思われましたが、同じく予選で12秒台の好タイムを記録した古畑選手がワークス勢を追い立てます。この3台はかなりハイレベルな走行できれいなラインをトレースしていきますが、古畑選手の集中力が途切れてしまったのが、細かいミスで徐々に引き離されてしまいます。この後は広坂、松倉両選手のテールトゥーノーズが終盤まで続き、ギャラリーも息を呑む熾烈なバトルが繰り広げられました。しかし残り2分の時点でついに松倉選手がミスを犯し、広坂選手は若干のリードを広げます。松倉選手は懸命にこの差を挽回するもタイムアップ、広坂選手がゴールラインを切りました。その後に続くのは古畑選手、岡庭選手、大森選手ですが、トップ2名が賞典外のため、この3名が表彰台に上りました。
☆23Tクラス
(賞典外) 広坂正美 37L 8.00.50 BEST:12.66
(賞典外) 松倉直人 37L 8.00.80 BEST:12.59
1位 古畑和音 36L 8.10.63 BEST:12.84
2位 岡庭義明 35L 8.10.35 BEST:13.25
3位 大森信一 33L 8.06.71 BEST: 14.03
4位 佐々木誠 31L 8.04.22 BEST:13.92
5位 大出貴文 31L 8.04.69 BEST:14.45
6位 常田雅彦 30L 8.02.99 BEST:13.75
7位 中田勝巳 DNS BEST:13.60
8位 橋本貴裕 DNS BEST:13.37
TrackBacks
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメント
ごめんなさい、現在コメントを付けることは出来ません