【2009 JMRCA 1/10th電動オフロードカー 全日本選手権】
【2009 JMRCA 1/10th電動オフロードカー 全日本選手権】 2009年7月31日(金)?8月2日(日)開催
オフロードカーの全日本選手権が、茨城県つくば市にある「谷田部アリーナ オフロードサーキット」で行われました。
全国より予選を勝ち抜いた2WDクラス106名、4WDクラス117名の延べ223名の内、チームヨコモからは10名参加しました。
その中で、予選より絶好調だったのが、チームヨコモ所属の松倉直人選手、2WD、4WDクラス共に予選をトップで通過し、両クラスのポールポジションを獲得しました。
2WDクラスの予選2番手にはチームヨコモの木村心哉選手、3番手にはチーム京商の秋本宏太選手、4WDクラスの予選2番手は、チームタミヤの前住諭選手、3番手はチームヨコモの松崎隼人選手となりました。
チームヨコモにとっては、非常に有利な状態での決勝レースでしたが、2WDクラスにおいては、トップスタートの松倉選手との素晴らしいバトルに競り勝った秋本選手が、見事チャンピオンに輝き、我々は優勝を逃してしまいました。チームヨコモのメンバーは、2WDではアソシエイテッド社のRC10B4を使っていますが、アソシ車が全日本で敗れるのは、記憶にないくらい昔のことで、おそらく1986年の第1回大会以来(23年ぶり)だと思います。
相手チームが優勝決定のチェッカーを切る時に沸き起こる、地響きのように聞こえる大歓声は、過去に何度も経験してきましたが、最も悔しい思いがこみ上がる瞬間です。 松倉選手による、ぶっちぎりの予選結果からは一転し、勝利の女神は我がチームに微笑んでくれませんでした。
ゴール直後、初めて日本チャンピオンを獲得した秋本選手は、チームメイト達に囲まれながら、喜びのあまりに号泣する一方、松倉選手は操縦台の上でただ一人ぼう然と立ちすくんでいました。 チーム監督を担う私の役割は、こんな時に一番初めに声をかけなくてはならないのですが、いざとなると、なかなか気の利いた言葉は見つからないものです。
さて、悔しがっている余裕もなく、直後にはすぐ次のレース、4WDクラスの決勝が始まります。ヨコモのメンバー達は、ここで気を引き締め直して、後の無い決勝レースに挑みます。
そして4WDクラスにおいては、勝敗は一瞬にして決着しました。松倉直人選手が、1本目と2本目をトップゴールし、3本目を待たずして優勝を決めてくれたのです。2WDクラスでは凡ミスが目立ちましたが、4WDクラスではそれを吹き飛ばすような、完璧な走りを披露しました。
3本目では、チームメイトの木村心哉選手がトップゴールを決め、4WDクラスでは松倉、木村の1-2フィニッシュの完勝で終えることが出来ました。
これによって松倉選手は、通算8回目の全日本タイトルを獲得しました。
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