2006年5月15日(月)の18:30?17:00にかけて、テレビ東京系で放映された「ガレッジワザーランド」に出演しました。
この番組は、国内外問わず、あらゆるテクニックをもった人をスタジオに呼び、それぞれのワザを披露、そのワザを見学者が採点するという内容です。
出演者は、ゴリエちゃんで有名なガレッジセールさん、ゲストにはタカアンドトシさんなどがおられました。早くから現地入りしていた広坂は、1つ前に放映される同じ番組の収録現場を見学させていただきました。そこには、まちゃまちゃさんや、嶋大輔さんがゲストとして出演されていました。
さて、広坂がこの番組に出たのは、もちろんラジコンの妙技を披露するためでした。ラジコンの妙技といっても、谷田部アリーナなどで収録して、上手く出来たところだけを編集してVTRを作成するならさほど難しくはないのですが、スタジオにいる大勢の見学者の前で演技を見せるということは、撮り直しが無いだけに、なかなか難しいものです。よって、失敗の少ないもので、高い点数を獲得出来るであろう2つの演技を行うことにしました。ひとつは、ロッシの1/18サイズのオフロードカーを使い、10台のおもちゃが縦横無尽に走る中を避けつつ、更に風船を割りつつ、走り続けました。これは結構受けが良く、100点満点獲得に王手をかけた感触でした。
実はこの番組には4組の参加者があって、それが川田チームとゴリチームの2つに分かれます。つまり2組の合計ポイントが高いチームが勝ちとなるわけです。広坂はゴリチームで、最後に登場したわけですが、3組が終了した時点での両チームの成績は、川田チームで出場した、72歳のボディービルダーが100点を獲得、もう1組も80点オーバー、ところがわがゴリチームの1組目は、80点を超えられなかったため、広坂は100点を出しても勝てないことになってしまいました。そこで急遽特別ルールが組み込まれました。最後の出演者(広坂)が、100点満点を出したら同点ということにして、ジャンケンで勝敗を決めよう、という運びとなったのです。
選手権の決勝より緊張する中で、2つ目に披露したのは、「頭上ジャンプ風船2つ割り」でした。ヨコモの最新オフロードカー「MR-4BX」のフロント部に針を付け、ガレッジセールのお二人が縦に並び、頭上に付けた風船をジャンプして一気に割るというワザでした。チャンスは1回のみ、高さが異なる二つの風船を割るのはとても難しく、結局手前にある1つだけしか割ることが出来ませんでした。
そこで機転をきかせたガレッジセールさん、「では次はタカアンドトシさんに代わりましょう!」と再アタックのチャンスが来ました。スタジオの盛り上がりはピークに達し、タレントさんは、針を付けて豪快にジャンプするラジコンに驚嘆していました。「これを割ればたぶん100点。一発勝負!」そしていざジャンプ!しかしブレーキのタイミングが一瞬遅れ、手前の1つを割ると、2つ目を飛び越してしまって失敗し、84点しか獲得できませんでした。
最高得点は獲得できず、ゴリさんチームは敗れてしまいましたが、最後のオオトリで登場出来たことや、スタジオで演技を披露出来たことは、ラジコン業界にとっても明るいニュースになったと思います。
ちなみに一緒に出演した3組は、72歳の現役ボディービルダーの200kgバーベル上げ、高さ3mほどある竹馬を使ってのパラパラダンス、のこぎりのしなりを利用しての音楽演奏、などといった、とても特殊な得意技をもった方々でした。
写真1)BXのフロント部を加工してピアノ線を付け風船を割りました(写真の車には付いてません)。
写真2)普段の練習などに使っている愛車です。テレビには、後ろ側の一番奥にある、赤いオフロードカーを使いました