ユーザーサイドコントロールタイヤ
今年から、加西有志のメンバーで協議し、3月の加西のレースで2回目となった、加西レースでのユーザーサイトコントロールタイヤですが、個人的には、一定レベルですが、「ユーザーの負担軽減」「セットに対する意識の変化」に繋がっていると思います。
1月のレース(HS R3) -> ウェット路面でバリ食い(磨耗皆無)
3月のレース(HS R3) -> 乾燥路面で70点くらいのグリップ(磨耗多目)
でした。
3月のレースでは、グリップが悪いと感じられた方も多かったようで、私の読み間違いも多いに反省しなければいけませんが、1週間後の状況はなかなか読めませんので、ご理解いただければ幸いかと思います‥。可能な限り、70点以下には落とさないよう、がんばって予想したいと思っております。
リアのタイヤのグリップがあまり稼げない場合、セットでバランスを取る訳ですが、加西で、私がトライしている方法を、少し書いてみたいと思います。(2WD/加西限定)
1.フロントタイヤのチョイス
これが一番効果的かと思います。
乾燥路面で気温が低い場合、「ロッシ 2WDテーパーピン ピンク」「ロッシ 3リブ ピンク」「プロライン ロープロ4リブ M3」の3種類のチョイスになると読んでましたが、結局、最もグリップが低い(と思っていた)「プロライン ロープロ4リブ M3」をチョイス。4リブも、新品と、使い込んだタイヤの2種類用意していましたが、新品の方がグリップしなかったので、そちらで行きました。
レース後、3リブピンクも試しましたが、少し曲がりますが、基本的には大差無し。最悪、加西ではあまりグリップしない「パンサー リンクス クレイ」を使用する予定でしたが、さすがに出番はありませんでした‥。
用意していなかったので、はっきりしたことはわかりませんが、ロッシのタイヤの場合は、ピンクコンパウンドよりレッドの方が良かったのかもしれません。
2.フロントサスセットの変更
B4の場合ですが、トップ通過の荒男は、フロントに、ブラウンより少し硬いブラックスプリングを入れていた模様です。
今回のレースのように、タイヤがよれてグリップしない状況になった場合、リアを柔らかくすると、逆効果になる場合が多いように思います。ですので、今回は、フロントで逃がすセットが効果的だったと思いますよ。
3.その他のセット変更
あとは、リアウイング、ボディチョイスですかね。私的には、「最後の味付け」的な位置づけですが‥。
ウイングは、グリップが稼げない場合は、ラウンドよりストレート、横幅は広く、リップは多目で。最近はいろいろウイングが発売され、多くの種類のウイングを用意している方も多いと思いますが、種類が変わっちゃうと訳がわからなくなってしまいますので、個人的には、メーカーを絞って、リップの高さを変えたものをいくつか用意した方が良いかと思います。
ボディは、B4の場合、キット標準が最も安定方向になるようです。曲げたい場合は、PROLINEやJCのHiFLOWを。
コントロールタイヤで、リアグリップがあまり稼げなくても、バランスさえ取れてしまえば、結構気にならなくなったりしますので、そういうことも考慮に入れながら、セットやドライビングスタイルをいろいろ試していただくのも、一興かと思いますよ。
来月は、さすがにM3/レッド系になるだろうな‥。
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