新品タイヤテスト結果【2/11&2/15:マニアリ:ドライ路面】
2月11日(最高気温11度:晴れ)
2月15日(最高気温10度:曇り)
の2日間、タイヤテストを行ってきました。
11日は、日中は、上着を着ていると暑いくらいの状態で、路面もかなり乾燥していて、夕方ごろにはブラックマークも出来ていました。あまり水を撒いていないせいか、朝一からタイヤに土はつかない状態でした。
15日も、路面は乾燥気味でしたが、曇っていましたので、11日ほどの乾燥具合では無かったです。この日も、朝一からタイヤに土はつかない状態でした。
新品のリアタイヤ(T755CN&BM-T16)と、新品のフロントタイヤ(T720CN&インナー違い4種)を用意しました。
フロントタイヤのインナーは…
・タミヤ(スポンジ:SP.1448)
・ヨコモ(スポンジ:BM-T16フロント用)
・AKA(モールド:AKA33014)
・SWEEP(モールド:SW-10FF2C)
を用意しました。
上が一番柔らかくなり、下に行くにしたがって、硬くなります。
フロントインナーは、柔らかいほど良く曲がるようになり、硬いと逃げるようになります。
リアタイヤに新品のタイヤを使用し、フロントインナーを変えたタイヤを試して、バランスの良いハンドリングの組み合わせを探しました。
・中古タイヤ前後で2周走行:少し神経質で、巻きます。あまり良い状態ではありません。
・リアタイヤを新品に変更して2周走行:ドアンダーになりました。中古のリアタイヤに事件が起こっているようです…
・フロントタイヤをスイープ入りに変更して2周走行:ドアンダー変わらず。特に立ち上がりで狙った方向に出せません…
・フロントタイヤをAKA入りに変更して2周走行:スイープに比べると、かなり良い感じ。でも、ちょっと曲がらないかな?
・フロントタイヤをヨコモ入りに変更して2周走行:かなり曲がるようになってきました。攻め込めます。
・フロントタイヤをタミヤ入りに変更して2周走行:一段と曲がります。前後新品に近いタイヤの場合は、この組み合わせでも、問題なく走れました。
その後、テストで使ったリアタイヤと、ヨコモインナー入りのフロントタイヤで、走りこんで変化をチェック。
走行を重ねるにつれ、バランスが前勝ちに変化していきました。10パックほど走らせると、かなりリアのグリップが落ちてきて、ドライブが難しい状況になりました。
★タイヤに土がつかない、乾燥して締まった路面状況の場合
・新品のリアタイヤは、新品の時が一番グリップが高く、その後、徐々にグリップが落ちていきます。ピンの形状はもちろん、インナーの張りも、大きくグリップ力に影響します。張っているほうが、グリップ力は高いです。
・新品のフロントタイヤは、最初はあまりグリップしませんが、しばらく走らせるとグリップが上がってきて、その後、安定する印象でした。フロントは、ワンパックくらい慣らししてから使った方が、安定するかもしれません。
私が、私のYZ-2で、レースに参加する場合、乾燥路面でしたら、フロントタイヤには「BM-T16フロント入り」のT720CNを使用すると思います。ワンパック慣らし済みのタイヤをプラクティスから投入し、バランスをチェックして、あとはシャーシ側でバランスを取っていくと思います。
B5MやB-MAX2MR等の通常のミッドシップマシンの場合は、タミヤインナーの方が相性が良い可能性も。
スイープは、びっくりするくらい曲がらなかったので、もう除外しても良いかもしれません…
乾燥路面だと、新品のタイヤが激しくグリップするので、楽で良いですね〜。
トレスレイオフロードレース本番では、出来るだけ、新品タイヤでグリップする路面状況に仕上げて行きたいと思っています。まあ、天候次第ですが…
湿度が高い時や、コースレイアウト変更後の路面でも、同様のテストを行い、こちらで紹介させていただきますね。
お楽しみに!!